新井光樹のtyotto(ちょっと)した話

教育系スタートアップベンチャーtyotto Inc. CEO新井光樹のブログ。不定期更新。

大学を中退して良かったこと悪かったこと

 

こんにちは、tyottoの新井です。

まだ3記事目ですが、常に「ブログ書かなきゃ!」と意識するようになってきました。

 

 

核融合科学を学びたくて大学に進学しました。

愛知のど田舎から上京して日本大学理工学部物理学科に入学しました。

 

なぜそこに入学したかというと、核融合科学を学びたかったからです。

核融合科学とは、と話をするとかなり長くなるので割愛しますがやりたい研究ができる大学が日本大学にしかなかったから進学しました。(高校生の狭い視野での選択だったため他にも選択肢があったのかもしれませんが、その時調べた限りでは日大だけでした)

 

ある程度大学に行く目的を明確にして入学したので、僕は大学生活が楽しかったです。

好きな学問を学べる環境。

それだけで行く価値がありました。

 

大学2年生で中退しました。

僕の最終学歴は高卒です。

途中で学生生活を放り投げて、スタートアップに飛び込んだからです。

 

大学を中退してよかったこと・悪かったこと。

 

僕の完全なる主観・経験の話ですがもし同じような状況で悩んでいる方がいたら参考になるのかなーと思っています。

 

友達がほとんどいない

悪かったこと一つ目です。

これは中退したからなのかわかりませんが(僕の性格が悪いから?笑)、周りが全員4年間通う中でたった1年しか通わなかったことで親睦を深めるタイミングが限られます。

大学で友達をたくさん作りたい人は辞めない方がいいかもしれません。

 

大学生「だから」できることができない

悪かったこと二つ目です。

ビジネスの世界に飛び込む場合でも学生という立場は非常に強いことがあります。

高校生や大学生であれば、それだけで会ったりしてくれたり、色々な機会を与えてくれる大人も多くいます。

その機会を作れなかったことが今となっては少し勿体無かったなと感じます。

 

やりたかった研究ができなかった

悪かったこと最後です。

大学1年生しかやっていない僕は、学問の基礎しか学ばなかったことで本来やりたかった研究は一切できませんでした。

大学は、やりたいことがすぐにできるわけではなく基礎から始め、4年生や院生で初めて研究ができるような流れだったので1年ではほとんど何も学ぶことはできませんでした。

 

「やめたこと」がむしろ賞賛される

次はよかったこと一つ目です。

大学を辞めること=中途半端なやつだと思っていたんですが、少なくとも僕の周りの大人は賞賛してくれることが多かったです。

スタートアップ界隈だから?なのかもしれませんが当たり前に疑問を感じて人とは違う経験行動をしていることが時によっては良かったりするのかもしれません。

 

多額の学費がかからない

良かったこと二つ目です。

当たり前ですが、学費がかからなくなります。

私立の理系学部だと年間120〜180万ほど。

かかるはずだった約500万円が発生しなくなったことで考え方によっては500万円得しました。(得はしてない)

 

中退したことで退路が断たれる

最後の良かったことです。

スタートアップはいいことばかりではありません。

時にはやりたくないこともやらなければいけなかったり、精神的に追い詰められることがあったりします。

そんなときに「大学生」という選択肢が残っていた場合、もしかしたら逃げ出していたかもしれません。

「リスクを取り退路を断つ」

今思えば大学を中退したことでここまでやってこれているのかもしれません。

 

大学以外でやりたいことがあるのならやっちゃってもいいんじゃない?

僕は中退して良かったと思っています。

なぜならば、大学にはいつだって通えるからです。

もし今同じように悩んでいるのであれば、これからの人生で大学に通い直すチャンスはいくらでもあるということを忘れないでください。

 

いま、あなたは、何をしたいのか。

 

とことん自分に向き合って行動してみてください。

 

 

Twitterやってますのでフォローしてくださると飛んで喜びます。(少々過激なツイートあり)
新井こうき@高校生向けイベントやってます (@koki_arai41) | Twitter