新井光樹のtyotto(ちょっと)した話

教育系スタートアップベンチャーtyotto Inc. CEO新井光樹のブログ。不定期更新。

部下のマネジメントに悩んでいる方へ。猫をみて感じた、人と関わる上で大事なマインド。

こんにちは、新井です。うちの猫です。はあかわいい。

 

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tyottoではパートリーダー会議というものを週に1回実施しているんですが、そこでのトピックで部下のマネジメントの話がでました。

ちょうど、うちの猫を見て考えていたことがあったので、その話をしました。ついでにブログにも。

 

 

部下(組織)をルールで縛ること・怒ったりして恐怖で縛ること

どの組織にもルールってあると思うんです。少なくとも僕が所属してきた組織にはルールがありました。

学校でも会社でも、「時間を守る」とか「相手が嫌がることをしない」とか。

 

あとは怒る(叱る?)ことで部下に恐怖を植え付けるやり方。

部下は「これをやると上司に怒られるからやめておこう」という思考になるのかなと思います。

 

 

これらのマネジメントは正しいかどうかわかりませんが、僕は嫌いです

こういったマネジメントをしている組織に文句を言いたいわけではなく、僕は嫌いだと言っているだけなので誤解しないでください。

ご自身の組織は勝手にしてくれって感じなので。

 

マネジメントって様々なやり方があるかと思いますが、もう一度言います。

僕はルールで縛ること、恐怖で縛ることは嫌いです。

 

今後、組織が大きくなっていく中でそうせざるを得ない状況に陥るのかもしれませんができる限りしたくありません。

 

 

メンバーはそれで本当に楽しく働けているのでしょうか。

そのマネジメントで本当にメンバーは楽しく充実して仕事ができるのでしょうか。

毎日働くことを楽しみにして出勤いるのでしょうか。

僕はそうは思いません。

それで結果が出たところで僕はあまり嬉しくありませんし、部下もそうなのではないでしょうか。

 

 

モチベーションをあげる方法なんてわかりません。僕ができることは一人の人間として向き合い、受け入れ、そして認めてあげることだけ

僕はモチベーションを上げてやろうと思って接したことはありません。

おそらくそうモチベーションをあげる目的は、より会社に向かせるためではないのでしょうか。

 

そもそも目の前にいる人が、会社をもっと大きくしたいと思っているのか。そんなこと僕にはわかりません。

 

だから、ただただ人として向き合います。

何が好きで何が嫌いで、今までどういう人生を歩んできて、どうなりたいのか、何をしたいのか、など。その人の口から溢れる言葉だけを聞くのです。

 

そして伝えてくれたことを否定することはしません。

それは、その人の人生はその人のためのものだから。

その人が自分で決めて自分で歩みを進めるように、ただただ受け入れます。

 

人の人生に口出しできる人間はこの世に一人もいないから。

 

経営者にとっては人生のほとんどが「会社」かもしれないけれどみんなはそうじゃない

自分自身に人生があるように、社員にもインターンにもアルバイトにも各々の人生があるのです。

経営者は自分の会社の経営に死ぬ気でコミットすることが当たり前だと思いますし、自分で経営している以上やるべきだと思っています。

 

しかし、他のみんなはそうではありません。

 

働くこと以外にも、友達との時間や家族との時間、ペットとの時間があります。

 

働くことにおいても、自分の会社だけではないのです。副業で別の会社で働くこともあれば、フリーランスで週末は別の仕事をしたり、転職することだってできるのです。

 

働く人にとってどの他の会社より充実し楽しい環境で働けるかは常に考え取り組んでいますが、働く人にとって今の環境よりいい環境があるのかもしれません。

 

もし今の環境よりいい環境が見つかったのであれば快く送り出してあげるべきです。

 

もちろん一緒に働けなくなることは寂しいし、悔しいけれど、その人にとってのいい環境が別なのであれば快く送り出します。

 

 

いかに目の前にいる相手を一人の人間として見ることができるか

一人の人間として、一人の人間と関わる時、いかに一人の人間として見ることができるか。

 

相手が経営者だろうが政治家だろうが高校生だろうが小学生だろうがそんなことは関係ないのです。

 

僕は常に、役職や地位など、その方を彩っているもの全てを追い払って関わることを意識しています。

 

だって目の前にいる人間は、人間以外の何者でもないから。

 

 

 

 

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